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2005年12月 3日 (土)

みかんの日

 今日12月3日は、「みかんの日」
 全国果実生産出荷安定協議会と農水省が語呂から11月3日、12月3日と毎月第1日曜日をみかんの日に制定しています。

◆三ケ日・青島みかん 5kg こたつの上に置いてあるみかんにどんどん手が伸びて、あっという間になくなってしまう。食べすぎてみかんの色素で手まで黄色くなる。昔の日本の家庭ではよくあるシーンです。こたつは家庭では少なくなってきたものの、いまだに箱で買い求めるみかんは、日本人にとって特別な果物です。
 みかんの中でも、代表的な品種の温州(うんしゅう)みかんの旬を今回はお届けします。中国のみかん栽培の盛んな地名をとって、品種改良されたものが温州みかんです。

 みかんは、柑橘(かんきつ)類ミカン科の中のミカン亜科ミカン属をいいます。オレンジに対して、一般的には手でむきやすいものをみかんというといった簡単な分け方もあるようです。
 柑橘類の原産地はインド東部から中国の揚子江流域とされています。その柑橘類の種子が日本に渡来し、偶然に発芽した発祥地が、長島(今の鹿児島県)と推定されています。当初、温州みかんは種がないので家系が途絶えるとして嫌われ、本格的な栽培が始まったのは明治後期からでした。
 つまり迷信よりも、味と品質、種がなくて手で皮がむけるという食べやすさが勝って、人気の果物となりました。
 戦後は水田をみかん畑にし、山林も開墾されて、果物の量産化時代を迎えました。しかし、1971年にグレープフルーツの輸入解禁、その後にオレンジの輸入枠拡大などで状況は様変わり、消費面では苦戦を強いられるようになりました。
 温州みかんはその熟期をもとに、極早生(ごくわせ)温州、早生温州、中生温州(普通温州の早熟系)、普通温州(中・晩熟系)の4~5種類に分類されます。みかんといえども味も外観も毎月目まぐるしく、変わっていきます。産地は神奈川県を北限に、静岡、和歌山、熊本、愛媛が中心となっており、ジュースや缶詰といった加工品としても多く流通しています。

 日本人はたくさんみかんを食べてきました。それはおいしくて、食べやすくて、体にいいからなのです。

(1)風邪に対する免疫力を高めるビタミンCを多く含みます。温州みかんに多く含まれるシネフリンという物質が風邪に有効といわれています。
(2)ヘスペリジンという成分が壊れやすいビタミンCを助け、その効果を発揮させます。このヘスペリジンはみかんの袋や白いスジに多いので、みかんの袋ごと食べましょう。
(3)みかん1個でβ-クリプトキサンチンを1~2mg摂取できます。このβ-クリプトキサンチンは手を黄色くする色素でもあり、健康増進効果で有名なβカロチンよりも発がん抑制効果が5倍も高い効力があることが確認されています。
(4)クエン酸は疲労回復に役立ちます。

 みかんの一年間の食べ頃カレンダーは、8月後半の"はしり"に始まり、秋の旬を味わい、冬にはこたつを囲んでみかんを食べ、夏までは少し贅沢な、ハウスみかんを経て、再び8月後半の"はしり"に戻ります。高いだけあって、ハウスみかんは最近高級果物として人気です。
◆田村みかん  そして、みかんが鳴りを潜める冬の後半には、いよかん、デコポンを始め、特徴ある柑橘類が数多く出回っており、「みかんの仲間」はバラエティーに富んできました。
 美味しいみかんとは、外から見ると、平べったい形、皮が濃い橙色、重みがあり、表面のつぶつぶが小さくて多い、ヘタの部分が黄色、などといわれます。
 8月後半の"はしり"の極早生温州は、小さくて青く、少し酸味があってコクがあります。秋本番の早生温州は、中球で橙色、甘くコクがあります。冬後半の普通温州(中・晩熟系)は、大きく、甘く、水分が少なめです。
 最後に、食べ終わったみかんの皮は、刻んだり、ちぎったりして、干したものを布袋に入れ、湯船に入れて"みかん風呂"として楽しんでみませんか。体が芯から温まります。今、日本人一人当りの温州みかんの年間消費量は5~6kgだそうです。
 みかんは、家族でテレビでも見ながらこたつの中でたっぷり食べるのが一番おいしいようで。

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